長男を大阪の大手有名予備校に入れて、成績が上がらないばかりか、どんどん下がって行ったことを他の記事にも書いています。
その有名予備校の大阪校は担任の先生すらいなく、1年の間に2回、若い女の子がエクセルで作った表を広げて成績の状況を言うだけでした。それが父兄懇談です。
そして受験勉強本番となる9月始め、チュ-ターと呼ばれている女の子が言ったのは、合格の安全を見るなら関西で下からひろった私立御三家でした。私と家内は顔を見合わせました。
高額な入学料・授業料、そして寮に入れ朝から夜遅くまでの勉強の予備校でした。高校で勉強が遅れたとは言え、難関藤島高校を出て、さらに中学校では1回だけですが、学年で1番になった長男です。
この事実は長く私を考えさせ続けました。そしてネットの記事で、同じように、予備校では成績は上がらないと書いてありました。
◎合格するのはもともと、行かなくても受かる生徒。
◎優秀な生徒を合格実績のために、授業料無料や奨学金で引っ張って來る。
このことは東京で、小さな予備校の経営をしていたひとからも聞きました。予備校や大手塾は教育機関ではなくビジネス企業なのです。
そんなことは全く知らなかった私たちは大の親馬鹿で、しかしほとんどのご父兄がそうではないでしょうか。
それで有名予備校や学習塾でどうして成績が上がらないのか。
まず集合みたいな円を説明します。
左のピンク色が優秀な先生に習って理解した部分です。
右の茶色っぽい円は、独習でありそれなりに理解した部分です。
大きさは異なりますが、どっちみち水色の円の部分ほどに勉強の確実な蓄積がないと合格はしません。優秀な塾で習おうが独習であろうが、不合格になります。
そして独習であっても水色の量を確実にものにしている生徒は合格します。
習ったか独習かの違いではありません。逆に優秀な講師に習い、そのとき理解したような気になったことが、自分のもの(力)になっていないことがあります。わかった気になってしまう、つまりそれはできると思ってしまうことです。それが積み重なってしまうと、試験ではできない連続になります。マイナスになったことになります。
逆に薄い問題集に真剣に取り組み、5回から推奨の7回やり、ひとつひとつ覚えてしまう勉強方法をやります。つまり問題の答も解説も全部暗記してしまいます。
そうするとそれらが頭の中でつながり合って、理解が見えて来ることになります。これこそが逆転勉強法であり、偏差値30から難関大学合格といった売り込みをする塾のようなことは当活動はしません。
長男を入れた有名予備校は、仰天予備校でした。
暗記した勉強が役に立つのかの疑問に答えます。
まる覚えの勉強が役に立たないというかたがいるかも知れません。それで中学・高校や一般大学の勉強は、すでに習ったことをどう組み合わせで解を導くかの勉強です。あらたに考え出したことと言うのまずありません。理解したというのも、
①組み合わせかたを理解した。
②それまで知らなかった組み合わせを知った。
ということになっています。
つまり試験と言うのは、多くのことを覚えていて、最適な組み合わせをいかに早く正確に取り出すかです。思ったことを書きなさい、小論文を書きなさいと言っても、よく考えれば、組み合わせて文を作っています。どうやって試験官が良いと思う文の組み合わせにするかです。
そしてこの勉強法を考えた青年(当時)は東大の問題が全部解けてしまい、大学に興味がなくなりました。それで予備校の掃除などのアルバイトをしているところへ、2浪で医学部がまた受かりそうもない女の子が、噂を聞いて泣きついて來ました。勉強法には絶対服従、細かく指導を受けた結果、生徒は長崎大学の医学部に合格です。
それでとっくに医師になっていますが、医師と言う過酷な仕事で、膨大な知識量も機転的な判断を要することもこなしています。その勉強が十分に役に立つということです。
この女医さんの手記が、『限界突破勉強法』という本の中に書いてあります。
私は家の経済事情で学習塾へ行けない中・高生が、巻き返すことができる勉強法としています。
私は年齢が行ってからこの勉強方法を試しました。資格試験と言っても弁護士や公認会計士のような難しいものではありませんが、企業全部が取らなくてはらないことになりました。
若い社員はスイスイ合格しますが、管理者はほとんどが1回か2回落ちました。
私はテキストをさらりと読み、まず薄い問題集を、難しい問題は7回やりました。次にやや厚い問題集を買って取り組みました。この勉強法どうりです。とにかく工夫して暗記をしました。
計算問題もあるのですが、同じことを形を変えて聞いているのが見えて来ました。結果は1回で合格でした。
受験勉強で自分でわからないのは、どれだけ勉強をやれば良いのかです。学習塾でなら先生が、試験傾向や勉強は2を教えてくれたりします。試験の結果を分析して、できないところや弱点を指導したりすると書いています。一方で藤島高校100人、高志高校100人が落ちています。生徒のほとんどが学習塾へ行っていたと思われます。定員があるから当たり前というでしょうが、ではなぜその生徒が落ちて、他の生徒が合格したのでしょうか。
当たり前、点数が取れたから。
そうです。
ではどうしてその生徒に点数が取れ、落ちた生徒は点数が取れなかったのか。
①覚えたことが思い出せなかった。
②ケヤレスミスが多かった。
③絶対的に勉強量が足りない。
それは山と谷ができており、ムラがある。
④頭のレベルが違う。
これを一緒に考えましょう。
①覚えたことを思い出せない、それは1つではなくいくつもあれば落ちます。覚えたきりで、その確認をし続けないと、記憶の引き出しから出て来ません。これは③の勉強の絶対量が足りないことになって来ます。
②ミスが多いのは、問題を解くスピードが遅く、見返しができない。注意深さの訓練ができてない。ということがあります。
③東大でも本当に頭が良い学生はごくいち部で、他のほとんどは努力によって合格してきたひとと、もと東大卒生が書いています。ミス東大でタレントの
加藤ゆりさんお著書です。それは絶対的な多い勉強時間をあてて、勉強量を増やしているのです。
勉強は頭の訓練であり、もともと頭が良いひとに近づくことになります。
④頭のレベルが違う。
これは生まれ落ちたそのときから頭が良かったのか、その後か難しいところです。脳科学者は、人間全部が機能的には脳がまったく平等と言っています。
となると、幼児の時から遊びというかたちで自分が頭の訓練になるようなことを選んでし続けた、脳機能が増すようなことを自分でやって行ったと考えられます。
さてそれなら、幼児のとき、また12歳くらいまでのとき、脳機能が高まるようなことをして來なかった生徒は勉強はできないかというと、そうではりません。相応のレベルまでは行くことが可能です。
それを私は早期のプログラミング学習に取り組むこととしています。その私なりの確証は、学習において挫折が多い難解なC言語について、団塊の世代の私が理解できてしまったうえに、解りやすいテキストをつくるまでになったからです。
C言語のまえにJavaScript・Python といったプログライング言語を独習していた私は、それらのプログラミング言語で脳機能が向上していたと考えられます。これは若いひとのほうが効果が顕著に現れ、今後実証がされていくと考えています。
それがこの活動です。そして高額な学習塾へ行けない生徒が1・2年生でプログラミングをやることで、塾生を追い抜くことができると見ています
補足
近いうちに福井駅近に共同オフィスをつくり、午後4時から藤島高校生の学習室にする考えがあります。
現在、ほとんど自宅でこの仕事をしてますと、人と会わないから言葉がうまく出なかったり、筋肉が衰えたりします。
ところが頭の思考力は落ちません。残念ながら記憶力は落ちています。
つまり使っていれば、その部分は機能が向上します。
使わないと低下します。
成績が良くないひとは、勉強をする部分を使っていないことがはっきりわかります。
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